ダカールで商売を。

日本の良さは西アフリカへ伝わるか?セネガルにて小売店を経営。つくり手と買い手をつなぎます。

追加のチェレお願いします!

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前回ご紹介したThiadiayeのチェレ(セネガルクスクス・チャークリー)。

 

追加の発注分が届きました。

 

 

緊張の電話

セネガルの「オフクロの味」と一部では言われているらしいチェレ。

 

かわいい袋がついてお土産にとても人気です。

 

前の在庫が売れたので追加分をオーダー。

 

これまでは隊員のUさんに連絡して発注していましたが、今回は生産者のおばさまに直接電話します。

 

隊員のUさんの帰任が近づいてきたため、今のうちに何回か試しにオーダーし練習しておこうという意図。

 

Uさんと事前に発注数を確認し、スタッフのDjibyに内容をよく伝えたうえ、生産者のリーダーであるマダムに電話をしてもらいます。

 

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Djiby「こんにちはマダム。おたくで生産されているチェレの発注をしたいんです。クスクスを5個、チャークリーを15個、2つのセットを5個お願いします」

 

マダム「あら!このあいだ行った日本人のお店ね!わかりました。全部で25個ね。それじゃあ隣にいるUに代わるわ!」

 

どうやら電話をした際、偶然Uさんがマダムの隣にいた模様。

結局わたしとUさんが日本語でも確認することに。

 

本当はUさんの力を(表面上)借りない形でオーダーを完結したかったんですが・・・。

まぁ、一応マダムに直接内容を伝えられたからいいのかな。

 

 

生産者との関係づくり

 

 今回の発注分は、わざわざ生産者である女性団体のリーダーでもあるマダムがUさんと直接届けてくれました。

 

彼女たちの住む町はダカールより70キロ程離れています。

日本ではすぐの距離ですが、バスや車を乗り継ぎ来るだけでとても時間がかかります。

おまけに近ごろのこの暑さ・・・。

想像するだけでグッと疲れてしまいます。

 

はるばる来ていただいて本当に申し訳ないかぎり。でもその分、生産者の方との距離がグッと近くなります。

 

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私たちの店では、開発に貢献したいという意図から隊員さんが関わられている商品をいくつかおき販売にチャレンジしています。

でもそこで課題になるのが「引き継ぎ」。

 

これまで仲介してくれていた担当されてる隊員さんが帰国されてもいかに関係を築き、生産を続けてもらって仕入れられるようにするかも1つのチャレンジになります。

 

せっかく隊員さんが力の限りを尽くして苦労したものが2年間の任期が終わった途端消えてしまう。そんなことが起きてしまうと本当にもったいない。

 

私たちという「売り子」がそれを引き継ぎ販売し継続する。

隊員さんの努力と現地セネガル人の収入向上の機会を消さない。途切れさせない。つないでいく。

 

そういうことができていければいいな、と思います。

 

Uさんのおかげでお互いの顔がよく見えました。

このチェレは続けていくことができそうです。

そのために私たちが頑張って売らないといけませんね。

 

「チェレセール」やります。

と、いうわけで9月末まで期間限定で、本記事で紹介したチェレのセールを開催します。

(おそらくダカール最安値)

 

お土産に最適なかわいい袋とセネガルのオフクロの味をぜひセネガル土産にいかがでしょうか?

 

食べやすい1人用100g(クスクスorチャークリー)と家族で楽しめる300gセットの2つを販売。

日本語の解説文もついてます。

 

袋のデザインは早いものがちなのでぜひお早めにどうぞ。

 

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