ダカールで商売を。

日本の良さは西アフリカへ伝わるか?セネガルにて小売店を経営。つくり手と買い手をつなぎます。

まずはじめに

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まずはじめに

過去に何回かブログを作ったことがありますが、書き出しというのは毎回難しいですね。

今年の2月、日本から遠く離れたセネガルという国にやってきました。

このブログでは西アフリカでこれまであまり例のない(であろう)日本人による小売業へのチャレンジについて、書いていこうと思います。主に。

アフリカでの商売に興味ある方などに、内容の一部でも参考になれば。

毎回の記事冒頭に特に意味のない写真をはります。

なにをしようとしているのか?

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セネガル共和国の首都、ダカールで小売店を開業します。

具体的には日本の100円ショップの商材を中心とした生活雑貨および食品を輸入して販売する予定です。

加えて現地セネガルの食材を使って、日本ならではの食べ物(軽食)を作って売っていきます。

わたし単独の経営ではなく、上記写真にあるセネガル人との共同での経営です。

開業予定は2015年10月半ば。

最初の6ヶ月間を試行期間として、事業の可能性を検証していきます。

なぜやろうとしているのか?

あらためて想いなどについては記事を書こうと考えています。
が、ざっくりと書くと

小売を通して日本と西アフリカをつなぐ。つくり手と買い手をつなぐ。

ということになります。もう少し詳しく書くと

  1. 西アフリカの人々に日本の良い商品をもっと知ってもらいたい!
  2. 小売を通して西アフリカのマーケットを知り、日本企業に発信していきたい!
  3. 開発効果のある商品を開発・販売し、商売を通じて経済発展に貢献したい!

という3つになります。

加えて、初期の資本をあまり必要とせず、個人レベルで始められる小売で成功できれば若者が今後海外に出ていく一つのモデルを作れるのではないか?ということも考えています。

まぁ、「言うは易し・・・」な面もいっぱいありますが、まずは志を大きく。

ところでどんな人間がやるのか?

簡単にこれまでの経歴を書くと以下の通りになります。

  • 大学:政治学の学科で開発学と平和構築を勉強しました。特に焦点としたのは 紛争について。「紛争の原因の一つに貧困がある」と学んだことから、総まとめとして当時流行りだした「BOPビジネス」について学び、興味を持ちます。
  • 休学:「就職する前に実際の現場を見てみたい!」ということで、アフリカ行きを決めて休学。
    東アフリカでナッツの事業をされている佐藤芳之さんにお世話になり、ルワンダの創業間もない企業でインターンをさせてもらいました。さらにその期間にブルンジウガンダタンザニア、ケニアを訪問し東アフリカを見て回ります。
    そこで感じたのは変化を始めようとしていたアフリカの姿。すっかり惚れ込んでしまい「一度学んでふたたびこの大陸にこよう!」と決意。
  • 会社員:卒業後は水回りをメインとする住設メーカーに就職。新領域の事業に配属されました。まずは商品企画とマーケティングを担当。続けて海外営業として国外メーカーへの特許ライセンスの営業などを経験。
    すごくいい会社で何の不満もなかったですが、「20代のうちに夢であったアフリカにいちど挑戦しよう」ということで退職。
  • 現在:「小売をやろう」となんとなく考えてきた一方、まずは色んな商売の可能性を調べてみようと貿易を中心にさまざまなネタを調べてみました。またセネガル以外にもガンビアコートジボワール、マリなどを見てまわった結果、「セネガルで小売」に落ち着き今に至ります。

という感じです。

事業開始に向けた準備やその後の様子、セネガルや西アフリカのマーケットについて書いていこうと思います。

読んでくださることで、何かの参考になれば嬉しいです。